「長崎さるく博」もうすぐ閉幕ですがげ討鮠茲蠕擇

今年の梅雨は始まりが早くて、開けるのが遅くて、断続的な雨が5月後半から7月20日過ぎまでずっと降り続いていました。イヤな雨です。「さるく博」の当事者にとっては、参加者数が気になります。事故も心配です。「長崎は今日も雨だった」という歌の文句で笑ってごまかすのですが、まち歩きには雨も傘も障害です。ゴールデンウィークに盛り上がった雰囲気が一気にしぼんでしまいそうです。野外イベントは雨には絶対勝てません。ところが、どうでしょう、しょぼしょぼ降り続く雨空続きでも、「通さるく」は参加者数が減らなかったのです。むしろ、4月の開幕当初より参加者は増えて盛り上がっているのです。そうなんだ、これはイベントではなく、仕組みなんだと、また気がつきました。だから雨に強いんだ。仕組みは「営み」と言い換えてもよいでしょう。少々雨が降ろうが毎日スーパーへ買い物に行くように、風が吹こうが毎夕晩酌をするように、仕組みは定着すると営みになっていくものです。「さるく博」が定着した? 梅雨空にふとそんな考えが頭を掠めました。思い上がっちゃいけないよ、そうは問屋がおろすまい。梅雨時にはツアー数も少なくしているし、たまたま遠来の予約があったってことではないの。それより、これからの暑い暑い夏に、まち歩きは耐えられるのですか。梅雨去って夏があり。一難去ってまた・・じゃないの?

7月は中旬がすぎても雨が続いて、「長崎夜市」の第一週7月22日が雨で流れてしまいました。地元の人たちが手ぐすね引いて待ち構えていたのに残念です。しかし、7月の最終週になってようやく夏空が広がってきました。29日は「わからんナイト」という太鼓の舞台が水辺の森公園でありました。春の序盤を終えて夏を迎え撃つ「さるく博」にとっては節目になる重要なイベントです。ここで集客が不調ならこの先思いやられます。梅雨の「通さるく」はやはりぬか喜びだったということになります。もったいぶらず言いますが、「わからんナイト」は期待以上の素晴らしい出来でした。水辺の森公園を埋めつくさんばかりの観客と(「みなとまつり」の花火も併催しましたから)、それに長崎ではいままでなぜか存在しなかった太鼓の祭りが、長崎港を背景にして見事に存在感を示したのです。私が今まで見てきた数ある太鼓の中でも秀逸な出来栄えでした。同時に一周遅れで始まった「夜市」も大賑わい。グラバー園の「光の森」も「ビアガーデン」も、稲佐山の「サマーナイト」も、夏を待ちかねた人々の熱気でいっぱいになっていました。この日は天候にも恵まれて、「これで救われた」と実感したのは私だけだったでしょうか。

それからずっと暑い夏が続きます。しかし、この長崎の夏の「さるく」は、すでに実験済みです。去年のプレイベントは7月31日からスタートしましたが、それは夏場を事前体験しておくためのものでした。「さるく博」を夏を避けて春と秋にやれと主張された方もおられましたが、私の答えは「暑い夏でも長崎のまちは存在する」というもので、なかなかの名セリフだと思われませんか。本当のところは、どんなに暑くても夏休みは人々が動く時期なので、集客計算のためにははずせないんです。大型イベントでも夏休みが終わって9月が来るとガタンと集客が落ちます。私はそのことを知っていただけです。しかし、まち歩きもそうなのか。炎天下のまち歩きでも「夏休み集客」があるのか。私は、ここが最大の勝負どころと踏んでいました。何かがあるんではと、またまた不安げに夏の毎日を迎えていたものです。この不安を吹き飛ばしてくれたのは、他でもない、ガイドさんたちでした。

 

 

 

 

 

 

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