「長崎さるく博」もうすぐ閉幕ですが開幕前の不安

「長崎ランタンフェスティバル」の頃、長崎には今年も寒風吹きすさんで凍えるような日が続いていました。長崎の冬は大陸からの北風をまともに受けてとても寒いのです。2月1日はそんな日でしたが、「長崎さるく博」開始直後の4月分の「通さるく」の受付開始日でもありました。いままであれこれと準備を整えてきて、“お客様”のご意向を直接お伺いする日を迎えたのです。はたして世人は「まち歩き」なるものに興味をもってくれるのだろうか、理屈の是非の問題ではありません。世の人々がこんな博覧会に同意してくれるのだろうか。囲い込みの博覧会なら、博覧会というだけで行ってみたいという好奇心を誘いますが、「長崎のまちを歩きましょう」だけで通用するのだろうか。不安が増殖されていきます。

その不安を確実なものにしたのは、その後一ヶ月ほどの受付電話の不発です。受付開始直後に「通さるく」定員の15%程度は埋まりました。ところがその後が不発で、2月を越えても50%程度なんです。さあ、不安はあせりに近くなりました。やっぱり人寄せパンダがいるのだ。タレントをかませなきゃ動かないのか。しかし、しかしですよ、長崎のありのままで勝負することに今回の意味があるのでは。そうでなきゃ、客寄せイベントをやり続けないと長崎はもたないということになるのでは。と、心は動揺します。その動揺を突いて、まち歩きで人が来るものかという声が耳元で響きます。ここあたりの話を、講談調で語って面白がっているわけではありません。実は、この不安のなかに「長崎さるく博」の本質が潜んでいるんです。これについては次回書きます。

 

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