Archive for the '長崎の挑戦' Category

「長崎さるく博」の本を書きました。

Wednesday, February 13th, 2008

閉幕してから1年半も経つのに、「観光」や「まちづくり」関係者からの注目を集め続けている『長崎さるく博』。都市観光のあり方は? 市民主体とはなにか? 1000万人の集客は何を語るのか? 日本イベント大賞(地域振興部門)を受賞し、イベントなのにグッドデザイン賞を受賞・・・・・何がそんなにすごいのか。正直に克明に書きました。ぜひ、お読みください。 『まち歩きが観光を変える―長崎さるく博プロデューサー・ノート』 学芸出版社 1,680円    

長崎市民ならうまくやる

Saturday, June 5th, 2004

 「長崎さるく博」は、なにはともあれ市民がやる「博」であることを書きました。一言で言えば、自分たちの住み心地をよくするには自分たちがやるしかない、ということです。それをやることで長崎には市外からも多くの人々が訪れてくるようになります。「長崎さるく博」の仕組みは、そうなるように考えてあります(考えたのも市民です)。

長崎にとって「市民主体」とは

Saturday, June 5th, 2004

 「長崎さるく博」は、囲い込み型でパビリオンを見て歩く博覧会とは違います。あえて言えば長崎の町が会場で、居留地や出島や丸山がそのままパビリオンになります。ホンモノの生きたまちそのものを「歩いて(さるいて)見てもらう」のがこの「博」の手法です。近頃ではこの手法は特に目新しいとは言えなくなりました。事始めは1993年の「アーバンリゾートフェア神戸’93」ですが、いまではあちらこちらで採用されています。ただし、10年前といまとで決定的に違うことは、「市民主体」を徹底させることです。この「徹底」を意識したのは、今度の「長崎さるく博」がはじめてのことといえるでしょう。このことはコメント氏の書いておられるように「超保守的な長崎市民」を相手にしてかなり危険な、つまり失敗しやすいことだともいえます。このようなイベントは失敗すると目も当てられません。でも、しかし、「長崎さるく博」は「徹底的に市民主体」でなければならないのです。

「市民主体」とは

Saturday, June 5th, 2004

 前稿から1ヶ月経ってしまいました。もちろん「長崎」が多忙で、ブロッグを書き進める時間がなかったのです。この間、前稿に対して「長崎市民は超保守的だし、行政には何度となく一杯食わされていますから」というコメントをいただきました。実は、前稿で「長崎さるく博のやり方に重要なポイントがある」と書きましたが、それはまさに「市民」に関することなので、ここで少し長文になりますが、市民に対する私の考えを書きます。

パビリオンは「さるくコース」〜わからんまち体験〜

Wednesday, May 5th, 2004

 「長崎さるく博」のパビリオンは「さるくコース」です。長崎の「さるくコース」は、約30コースあります。つまり、長崎の都市を約30に分割して、訪れる人に楽しんでもらおうとしています。それがパビリオンを訪れて楽しむのと同じような感覚です。

さるく―長崎流都市観光の仕組み

Wednesday, May 5th, 2004

 「都市の記憶」は、その都市を歩いてみるとよくわかります。  16世紀半ば、交易と布教のために日本にやってきたイエズス会のポルトガル人たちは、当初、平戸に拠点を置いていましたが、やがてそれを長崎に移したのでした。その理由は、平戸の松浦氏と布教上の不一致があったといわれていますが、平戸に比べて長崎が良港だったこともあるのでしょう。長崎の戦国領主だった長崎甚左衛門は、大村忠純の家臣でしたが、永禄6年(1563)、主従そろってキリスト教に入信しています。その大村氏、長崎氏が、ポルトガル人が目をつけた長崎浦を彼らに提供し、こうしてただの寒村が一大貿易港として歩み始めることになるのです(元亀元年1570)。

長崎は「さるく」である。

Sunday, April 25th, 2004

 「長崎さるく博」の「さるく」とは、「歩く」という意味です。もちろん方言で、長崎人に言わせると「若い人は使わないかもしれないが、あっちこっちほっつき歩くということ」だそうです。理屈っぽく言うと、「興味にまかせて歩き回る」ということです。

注目!『長崎さるく博』。

Thursday, April 22nd, 2004

 さて、「観光」の情況が激変するなか、長崎は2006年に『長崎さるく博』をやると、4月21日に推進組織をつくって公式に表明しました。また「博」なの? 「何なのそれ?」

長崎イベント、はじめます。

Tuesday, February 17th, 2004

 長崎の仕事、はじまりました。いま、長崎市が本格的な「観光都市」へ向けて都市づくりイベントをはじめようとしています。この仕事のコーディネート・プロデューサーを努めるべく、初期の準備作業をスタートさせました。この仕事は、私にとってとても意義のあるもので、いままでの集大成の仕事といえます。